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〜商売繁盛・豊漁・豊作を祈ってともに繋がろう〜

― 再会・人と自然と ―

気仙沼ゑびすプロジェクト




気仙沼ゑびすプロジェクト コンセプト

 古くから気仙沼においてゑびすさんは商売繁盛、豊漁、豊作の神として広く信仰の対象とされています。ゑびす神は「来訪神」の類であり、来訪神とは自然に対する畏敬の念が擬人化、神格化されたものと考えられています。
 このプロジェクトでは「忘れられつつある自然に対する畏敬の念を再認識し、改めてこの三陸海岸部で暮らす私達が、自然や海とのかかわり方を考える」という意思表示として、ゑびす神を象徴とし、地域の人々が一体感を持ってともに立ちあがろうという思いを込めた様々な事業を開始します。






気仙沼の立ちゑびすとエビス神について



@エビス神について
 「エビスさん」は商売繁盛、豊漁、豊作の神として民間信仰の対象とされ広く普及しています。エビスさんはもともと座っているものですが、日本書記などの神話をルーツとし、エビス神の原形がイザナギ、イザナミの子「蛭子命(ひるこのみこと)」とする場合、「生まれながらに足が弱く、3歳になっても立たなかったため、海に流された」との説があることから、エビス神は「来訪神」「異人」の類であることが明らかです。浜では流れ着いた丸い石やクジラ、イルカ、漂着遺体などをエビスと呼び、大切にする習慣があります。このような信仰とエビス信仰は密接に関わっています。
 海に流され、漂着した「蛭子命(ひるこのみこと)」は釣りを覚え、釣りの名手となったと言われています。海からやってきた異人であり、また釣りの名手であるという理由からエビス神は漁の神となりました。このことが徐々に商人の間で広まり、やがて商売繁盛、豊漁、豊作の神として広く普及したといわれています。



A気仙沼の立ちゑびすについて
 気仙沼では、もともと立ちゑびす像が象徴的に存在し、豊漁の神として民間信仰の対象となっています。
 気仙沼の立ちゑびすについては、諸説ありますがかつて気仙沼を訪れた旅商人が持ち込んだとされています。全国的に見ても、ゑびす像は座り姿が普通であることから、これを見た気仙沼人は「インチキでは」と考えましたが、旅商人は「立ちゑびす、この家めがけてきたゑびす、浜は大漁、オカは万作」とめでたい詩を詠み、これを聞いた地元民は、それはいいと購入し、商売繁盛等の守り神としたと言われています。
 2011年時、震災前まで気仙沼の内湾に面した浮見堂前に立っていた立ちゑびす像は2代目であり、平成元年に建立されたものですが、初代は昭和7年に建立され、第2次大戦時、鉄砲玉の材料として徴収されました。



B来訪神としてのゑびすさんについて
 来訪神、異人という点に関して、ゑびす神は「恵みをもたらすもの」、あるいは「脅威をもたらすもの」という両義性を持っており、これはすなわち「自然」の化身と捉えられます。いわば、自然に対する畏敬の念が擬人化、神格化されたものが来訪神です。
 気仙沼の場合、海から魚介類の恵みがもたらされています。その代表と言えるカツオ、サンマなどは回遊性の魚類であり、これも来訪神と重なる自然の恵みです。また、震災においても海からの大きな脅威がもたらされており、この両義性に合致しています。
 このことから、来訪神としてのゑびすさんと新たな関係性を築き、「忘れられつつある自然に対する畏敬の念を再認識し、改めてこの三陸沿岸部で暮らす私達が、自然や海との関わり方を考え、ともに立ちあがろう」という思いを重ね、今回、地元から広く活動を展開していくことを決意しました。



Cゑびす様が繋ぐ気仙沼文化
◆大漁を祝う 〜エビス講〜

 気仙沼地方では、旧暦10月20日のエビス講のときに、ドンコ(エゾイソアイナメ)を食べます。エビス様の膳にも、ドンコを腹合わせにして二匹上げます。ドンコは海底にすむ根魚で、急に釣り上げると腹のものを全部吐き出してしまう、腹の中がきれいな魚です。その口も大きく、食べるところから出すために、「財布ザカナ」とも呼ばれてエビス講の縁起物にしました。腹の中がきれいな魚なので、この日は、そのまま、汁に入れて「ドンコ汁」を作って食べています。

(参考:まるかじり気仙沼ガイドブックより)




◆小鯖神止七福神舞 市無形民俗文化財
          (保存団体 小鯖神止七福神舞保存会)

 七福神舞は古くから慶事の席などに招かれて踊っています。小鯖神止七福神舞は、昭和23年頃から、航海で主人の留守を預かる婦人たちが舞う女性だけの七福神です。太鼓、笛、鉦を鳴らし唄手のはやし方にのせて神々が次々に舞います。大黒天は豊年万作・子孫繁栄・万世平和を願い、エビスは大漁を祈り、福禄寿は家内和合、毘沙門天は四方八方の厄を払い、寿老人と布袋は仲良く中寿を、弁財天は無病息災を願ってそれぞれ特色ある振りを演じます。

(参考:まるかじり気仙沼ガイドブックより)




◆只越七福神舞 市無形民俗文化財
          (保存団体 只越芸能保存会)

 祝い事の席などで祝福の芸能が広く行われているが七福神舞もそのひとつで、只越七福神舞は、江戸時代末期、岩手県気仙地方から小原木地区で舞い始められ、只越地区に伝えられたといわれています。特に古風な形を残しており、地区の漁師たちによって大漁を願って舞われていましたが、のちに七福神の中でも弁財天だけは女性によって演じられ、今では地区の児童に受け継がれています。





【参加加盟店一覧】

加盟店のお店で気仙沼ゑびすプロジェクト対象商品を購入すると、オリジナル気仙沼ゑびすステッカーがもらえます。

加 盟 店 一 覧


店   名 住   所 取扱品目
潟tィールドナウ  マトン牧場 気仙沼市田中前4-9-2  
アンカーコーヒー&バル田中前店 気仙沼市田中前4-2-1 福幸小町田中通り  
褐F剛組 気仙沼市魚町3-1-8  
マサキ食品 気仙沼市松崎高谷317-2  
(有)モリ保険事務所 気仙沼市三日町2-1-20  
福幸酒場 おだづまっこ 気仙沼市田中前4-2-1  福幸小町田中通り  
菅原酒店 気仙沼市古町2-3-24  
リアスの国から 気仙沼市南町4-2-19 復興屋台村  
かに物語(潟Jネダイ) 気仙沼市南町4-2-19 復興屋台村  
蒲髢リ金物店 気仙沼市八日町2-3-6  
シェ・ササキ 気仙沼市田中前4-2-1  福幸小町田中通り  
活驩ョ水産 気仙沼市田谷16地内  
宮登 気仙沼市田中前1-5-2  
ビーチサイド 気仙沼市長崎143-1  
若生餅店 気仙沼市田谷6-12  
唐や 気仙沼市上田中1-8-4  
味の館 海鮮 気仙沼市田中前2-5-13  
グルメハウス西海岸 気仙沼市赤岩舘下64-3  
手打ち釜揚げうどん団平 気仙沼市中みなと町107-1 鹿折復幸マルシェ  
ホルモン 利平 気仙沼市中みなと町105-1 鹿折復幸マルシェ  
轄g梅 気仙沼市田中174-1  
株ェ葉水産 気仙沼市赤岩港23-1  
新京本郷店 気仙沼市本郷13-6  
大漁丸 気仙沼市南町4-2-19 復興屋台村  
鳥徳 気仙沼市南町4-2-19 復興屋台村  
デジコンジュ 豚姫 気仙沼市南町4-2-19 復興屋台村  
及庄海草店 気仙沼市南町4-2-19 復興屋台村  
魚福 気仙沼市南町4-2-19 復興屋台村  
ラーメン あたみ屋 気仙沼市南町4-2-19 復興屋台村  
居酒屋 ひのき 気仙沼市南町4-2-19 復興屋台村  
狼煙 気仙沼市南町4-2-19 復興屋台村  
本手打ちうどん たすく 気仙沼市南町4-2-19 復興屋台村  
男子厨房 海の家 気仙沼市南町4-2-19 復興屋台村  
椛蜷M 気仙沼市東八幡前69-2  
鰹ャ野万 気仙沼市松崎馬場12-1  
気仙沼横丁 まぐろ亭 気仙沼市南町4-2-19 復興屋台村  
たこよし 気仙沼市茗荷沢43‐53  
味屋酒店 気仙沼市東新城1‐6‐6 かもめ通り  
(有)菓子舗うつみ 気仙沼市田中前1-4-10  
(有)島田呉服店 気仙沼市八日町2-2-12  
(有)熊長商店 気仙沼市田谷8-7  
椿調食(有) 気仙沼市松崎猫渕36-20  
渇。田屋本店 気仙沼市八日町1-4-8  
うめねす 気仙沼市中みなと町107-1 鹿折復幸マルシェ  
すし処 鮨智 気仙沼市田中前4-3-4  
らいむらいと 気仙沼市田谷11-1 1階-5 福幸小町田谷通り  
南三陸ドライブイン ひかど食堂 気仙沼市本吉町田の沢96-3  
Cafe&dining Buggy(バギー) 気仙沼市南町4-2-19 復興屋台村  
揚げたて コロッケ屋! 気仙沼市南町1‐2‐12  
青果ヨシダ 気仙沼市三日町2‐1‐13  
焼肉くりこ 気仙沼市田中前3-7-6  
すがとよ酒店 気仙沼市太田1-1-4  
オノデラ図工 気仙沼市南が丘1-102 福幸小町南ヶ丘通り  
BISUI はんぞう 仙台市青葉区国分町2-14-25 仙台リッチホテル国分町2階  
Otam 仙台市青葉区国分町2丁目10−21 邦栄ビル2F  
喫茶エスポアール 気仙沼市田谷11-1 福幸小町田谷通り  
身延屋商店 気仙沼市八日町2-3-12